目標とする仕事

Career

薬剤師が役立つフィールドは拡大しています。

病院などの医療機関や製薬メーカー、調剤薬局、ドラッグストア、化粧品・食品メーカーなど、薬剤師が活躍するフィールドは多岐にわたります。
今後、高度化する医療分野の一翼を担うメディカルスタッフとして、薬剤師が果たす役割はますます拡大。薬に関する深い知識をもとに、薬局や医療機関での調剤や入院患者への服薬指導はもちろん、薬の専門家としてチーム医療に参加し、処方のアドバイスをすることも。
また、国の施策により在宅医療推進の動きがある今、薬剤師の役割はさらに広がっています。


活躍する卒業生

※2015年11月に取材しました。職場等の情報はその時点のものです。

覚前 美希さん

病院薬剤師

薬の向こう側には患者さんがいる。
それを常に意識して薬と向き合っています。

広島大学病院 調剤室 勤務

覚前 美希さん

2012年卒業

2014年までの3年間は調剤と、抗がん剤のレジメン監査やミキシングを行う製剤業務を担当していました。今は、仕事の幅が広がって、薬の発注・納品・在庫管理を行う薬品管理業務、さらに病棟の患者さんへの服薬指導も担当しています。いろいろな新しい仕事を経験でき、毎日がとても充実しています。

調剤と薬品管理の業務をしながら、できるだけ病棟に行って、服薬指導をしています。 あらかじめカルテ、看護記録などで患者さんの状態を把握しておき、顔を見て会話して、薬の副作用が出ていないか、適正に使用されているかなどを確認します。患者さんの話にしっかり耳を傾け、それぞれの患者さんにあった薬の説明、退院の指導などを心がけています。
データだけでは気付けないこともありますし、信頼を得られれば、医師に言いにくいことを私に言ってくれることがあります。退院後に「ありがとう」とお礼に来られると、役に立てて良かったなと嬉しいし、やりがいを感じます。

薬剤師の仕事は責任重大です。薬はモノだけど、その向こう側には人(患者さん)がいます。そのことを常に意識して仕事に向き合っています。

覚前 美希さん
山縣 あかねさん

保険薬局薬剤師

高齢者の多い地域で、かかりつけ薬剤師として
一人ひとりの患者さんに寄りそっていきたい。

そうごう薬局 北堀店 勤務

山縣(やまがた) あかねさん

2014年卒業

私が働いている島根県松江市は、高齢化が進み、認知症の患者さんと関わる機会も少なくありません。昨年、薬剤師が認知症の治療に積極的に関わることで与えられる影響について調査を行い、当社の全国570以上の店舗から集まった、約400人の薬剤師を前に発表をしました。貴重な体験ができた上、多くの薬剤師に患者さんとの関わり方を見直してもらう機会となり嬉しく感じています。

認知症は、薬を飲んで進行を遅らせることが治療のカギです。認知症に限らず、私が患者さんと関わり、薬を飲んでもらったことで良い結果が出ると、患者さんも喜ばれ、私も役立てたことが実感でき、やりがいにつながっています。また、患者さんの訴えや検査データから気づいたことなどは、担当の医師に伝え、治療についても相談するようにしています。このように、「医療連携」を通して、チーム医療の一員として患者さんのケアの質の向上を図っています。

学生時代は、薬剤師は知識がたくさんあることが大事だと思っていました。今は、患者さんに寄りそい、信頼してもらえることがより大切だと感じています。患者さんとの関係づくりができ、かかりつけ薬剤師として頼られ、健康や薬について何でも相談していただければ、セルフメディケーションが進み、現在、課題とされている医療費の削減にも貢献できると考えます。

山縣 あかねさん
西本 大輝さん

大学院生

糖尿病と齲蝕(うしょく)の因果関係を解明したい。

広島国際大学大学院 医療薬学専攻 3年次

西本 大輝さん

薬剤師をめざして大学に入学。6年間、広島国際大学の整った環境の中で、薬学に関することはもちろん、多くのことを学びました。4年次から所属した研究室では、 実験や解析をしながら突き詰めていくという研究の奥深さを知りました。そして、頑張ってきた結果、糖尿の口渇と齲蝕に関する卒業研究が学会で奨励賞を受賞。 また、薬剤師の資格も取得することができ、さらに専門的に深く学びたいと思い、大学院への進学を決めました。

現在は、糖尿病が誘発する唾液腺の機能障害に起因する齲蝕発症の関連性について研究をしています。これを論文にして発表するために、毎日実験を繰り返し、 データを集積してまとめる地道な研究生活です。大学院では、研究を進めていく姿勢等が問われます。朝から夜遅くまで実験を繰り返す悪戦苦闘の日々ですが、 こうして研究が続けられる環境、指導していただく先生、応援してくれる両親には、とても感謝しています。 今後は、社会や医療に貢献したい、医療に携わることによって人を助けたい、という大きな目標に向かって日々努力をしています。

※ 齲蝕(うしょく):口腔内の細菌が糖質から産出する酸によって歯質が溶かされ、穴があいてしまう疾患。歯の実質欠損のこと。一般的には虫歯と呼ばれる。

西本 大輝さん

大学院薬学研究科を設け、より専門性の高い薬剤師研究者を養成します。

薬をより多角的に捉えることができる高度な能力を備えた薬剤師研究者を養成。「医療薬学基盤研究分野」「医学薬学支援研究分野」「医療薬学研究分野」の3つの学修コースを設け、多様な進路に対応しています。
専門薬剤師資格取得をめざす学生のために、本専攻教員と医療機関の薬剤師や医師と連携して対応する受験資格支援プログラムも整備しています。

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進路データ

国家試験合格率

  • 2020年度 本学合格率(新卒)

    (全国平均68.7%)

    71.0%

    (62名中44名)

  • 薬学部開設からの累計合格率

    92.2%

    1,470名/1,595名
    ※2021年6月1日調べ

就職実績

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